税理士の料金高いと思ったら?チェックポイントと費用を下げる方法

みなさまこんにちは!

会社の設立や税務に関する業務を「税理士に依頼をしたい」と思っている経営者の方は多いでしょう。もう既に税理士と顧問契約をしている方もいらっしゃると思いますが、「税理士費用が高い」と思われたことはありませんか?

税理士費用は、税理士によってさまざまで、なんとなく「今の税理士費用についての不満」を感じていてもどうすればいいのかわからないこともあると思います。

少しでもその不安を解消するために、今回は「税理士の料金高いと思ったら?チェックするポイントと費用を下げる方法」をご紹介します。

税理士の報酬が高いと感じる理由

税理士のスキルが低く感じ、支払っている顧問料が合っていない

税理士のスキルが低く感じる場合も、税理士費用が高く感じる理由の一つです。

経営者は、

「お金を払うなら、費用対効果が高くなければ」という思いで税理士に依頼をする方が多いです。

自社はできない業務だけを税理士に依頼をしている場合もありますが、経営や資金繰りに対するアドバイスやサポートをしてもらいたい会社もあり、そのアドバイスがないとパフォーマンスが低い税理士では顧問料が高く感じます。

税理士がきちんと業務を行ってくれているのかわからない

税理士の顧問契約は、

・申告の代行

・記帳代行や会計処理

・税務・節税のアドバイス

・会社の経営に関する相談やアドバイス

を業務としています。

わからないことや質問、税理士からの連絡や訪問は頻繁にあるはずなのですが、連絡がないと、税理士がきちんと業務を行ってくれているのかわかりません。

支払っている顧問料が相場と合っているのかわからない

依頼をしている業務内容の税理士料金の相場がわからず、契約している場合もあります。

税理士費用は税理士によってさまざまで、わかりにくいことが多いです。費用が最適がどうか確認をする必要があります。

その他の理由がある場合も

経営状況が厳しく、税理士への顧問料が払えない

最近会社を設立した場合や、経営状況が厳しく、税理士費用が高く払えない場合もあります。信頼できる税理士であれば、税理士費用についての相談を行う必要があります。

税理士費用については、依頼をする業務内容や契約形態、依頼する税理士によってかなり変わってきます。

【関連記事】「税理士と顧問契約する前に確認すること・気をつけること」

顧問料金を安くすることによるメリット

顧問料金を安くすることによるメリットの最大のメリットは、税理士の月々の顧問料が安くなり、経費を削減できることです。

契約の内容だけでなく、契約形態を見直すことでも費用を下げることができます。

【関連記事】「必要な時に依頼するスポット契約とは?スポット契約のメリット・デメリット」

一方で、顧問料金を安くすることで、デメリットもあります。

十分なサービスを受けることができなくなる

毎月の税理士費用が安くするために、契約内容を変更する場合があります。依頼していた業務をやめることによって、今まで受けられていたサービスを受けることができなくなります。

大事な情報がわからなくなる

税理士は税に関する業務だけではなく、経営や財政状況を把握し、さまざまなアドバイスやサポートをします。節税に関する対策や会社にとって大切な情報などをその都度経営者に共有します。税理士の顧問料を下げることにより、まとめられていた資料やデータががなくなり、大事な情報が失われる可能性があります。

自社の業務が増える

今まで税理士に依頼をしていた記帳代行や確定申告業務を自社で行った場合、会社での本来の業務を行う時間が削られ、従業員の手間が増えます。

税理士費用は安くなりますが、社内の負担が増えて会社の本来の業務が疎かになれば会社にとってリスクでしかありません。

すべてを総合的に判断をして、慎重に判断する必要があります。

税理士の顧問料が高い!費用を下げる方法

顧問料を安くすると起こるメリット・デメリットを理解した上で、それでも税理士の顧問料金が高いと思う場合は、費用を下げる方法があります。

契約内容を見直す

税理士の料金を下げる方法として、契約内容を見直す方法があります。

・税理士との面談、訪問回数を少なくする

「月1回を2カ月に1回に変更」

・依頼している業務の一つを自社で行う

など、税理士としっかりと相談をして、業務の変更をお願いするようにしましょう。

今の税理士に値下げ交渉をする

業務内容の確認や変更をしたり、税理士費用の相場を確認をした後で、税理士に価格の値下げ交渉も検討しましょう。税理士を信頼関係が構築されていれば、税理士費用を下げられる可能性もあります。

税理士を変える

契約の見直し、値下げ交渉を行い、それでも費用がかかる場合は、税理士を変更することを検討しましょう。税理士の変更は最終手段として、自社の税理士に求めることを明確にして、その場の環境や感情に振り回されず、慎重に変更をしましょう。

費用面から安易に格安税理士に変更をすることもあまりおすすめできません。

まとめ

税理士の料金高いと思ったら?チェックするポイントと費用を下げる方法をご紹介しました!

自社に合う最適な税理士を見つけるためには、自社が税理士に求めることは何なのかを考え、税理士の業務内容や税理士費用の相場などを確認することが必要です。たくさんのいろいろな税理士に相談や面談をし、納得のゆく信頼できる税理士を見つけましょう。